この建物は、明治43年ごろに相楽園の所有者であった元神戸市長小寺謙吉氏が厩舎としてこの地に建てたものです。 円形の塔屋、急勾配の屋根や屋根窓、豊富な切妻飾りなど、変化に富んだ意匠で飾られています。L型の平面を持ち、北側1階には 馬車を入れる車庫2階には厩務員のための宿舎があります。東側に高い吹き抜けの天井を持つ馬房があるほか前面にひろく広場を設 けています。 設計者はドイツ留学の経験をもち、司法省関係の庁舎等を多く手がけ、当時神戸に住んでいた河合浩蔵です。(昭和45年6月17日重文指定)